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【ネタバレあり】映画ゆるキャン△感想、レビュー。大人になっても変わらないもの、大人になって変わるもの。これは大人のための「ゆるキャン△」なのかもしれない。

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nappaul
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どうも、nappaulです! 

2022年7/1(金)「映画ゆるキャン△」が全国ロードショーが始まりました!

全国のゆるキャン△ファン、キャンパー達が待ちに待った日ですね!

nappaul
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僕のキャンプの原点となった作品で、もちろん僕も例に漏れずにずっと楽しみに待っていました!

公開日に観に行きまして、しっかりと入場特典もゲットしてきました!

というわけで今回はいつものキャンプギアレビュー記事とは違って「映画ゆるキャン△」を観た感想を書いていきたいと思います。

そもそも「ゆるキャン△」とはなんだろうという人は以下の記事も読んでみてください!

「映画ゆるキャン△」のあらすじ

https://yurucamp.jp/cinema/ticket/benefit.php

大人になった志摩リンは、地元の山梨を離れて名古屋のとある出版社に勤める社会人として一人暮らしをしていました。

そんな生活の中、とある日に高校時代の友人で野クルメンバーの大垣千明からの連絡で久しぶりに会うことに。

地元山梨で観光推進機構に勤める千明が手付かずの土地の再開発を任されていたが、リンと会った日にキャンプ場づくりを計画することに。

そこに、千明からの誘いを受けて東京のアウトドアショップで働く各務原なでしこ、地元の山梨で小学校教員となった犬山あおい、横浜でペットトリマーとなった斉藤恵那ら、かつての高校時代の友人でありキャンプ仲間が再集結してキャンプ場づくりが始まったのであった。

「映画ゆるキャン△」の評価(10段階)

レビュー

「映画ゆるキャン△」のポイント!

大人になったキャラクターの成長が見れる

見ている側にも刺さるストーリ展開とキャラクター達の心情

「ゆるさ」に重きを置きながらも大人になって直面する「厳しさ」にも目を向けた作品

アニメのみ観ている人、原作ファンの人によってこの作品の存在の意味の捉え方が分かれるかもしれない

9

ストーリー

9

作画

9

キャラクター

9

総合評価

軒並み高評価となってしまいました、オール10点満点中9点なので総合評価も10点満点中9点となりました!

単純にまた観てもいい、というかリピートしたい!と思えるほど個人的にしっかりとハマる作品となりました。

昨年の2期のアニメ放送から1年経て、大人になれどゆるキャン△メンバーが集まって楽しそうにしているところが見れたというのが非常に嬉しいですよね。

しっかりとしたキャンプの描写、景色の作画などこの作品の魅力が余すところなく盛り込まれていたと感じます。

つまらんレビューだな!と思われる方もいるかもしれないですね笑

nappaul
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正直にいうと僕の中では10点満点でも良いと思える作品でした!

では、なぜそれぞれが満点ではなく9点なのか。

これから書いていきたいと思います!

※以下の内容からは「映画ゆるキャン△」本編のネタバレを多分に含んでいます。まだ本編をご覧になられていない方はお気をつけください!

「映画ゆるキャン△」感想

物語はみんなが大人になった未来の話

まず今回の作品のストーリーの肝はなんと言ってもキャラクター達が大人になっているということです。

原作漫画やこれまでのアニメ作品では女子高生達がゆるくキャンプを楽しむ、という物語の根本があった中で、大きく前提が変わっているということに注目です。

出版社で残業をするリン、やりたいことを見つけて転職をした千明、勤務する小学校の廃校が決まっているあおいなど、各メンバーがそれぞれ希望や、苦労、葛藤を持って過ごしている姿は個人的に自分に重なるものがあり感情移入してしまいました。

nappaul
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みんな普通に車に乗ってるし、お酒も飲んでるし、あおいの妹のあかりちゃんは短大生になってるし、本当に大人になったんだなーって感じるシーンが多くて感慨深い…。
多分本編から10年前後経っていて20代半ばという感じですかね、同世代となると尚更感情移入してしまう…。

キャラクターの成長はアニメの先を描いている原作漫画でも見ることはできないので、何やら不思議な感覚…!みんな大人になったんだね、というちょっと寂しい感情もありますが、個人的にどのキャラクターの大人になった姿も違和感なくすんなり受け入れることができました。

そんな大人のメンバーもいざ集まると高校時代となんら変わらない雰囲気で喋ったりワイワイしていて大人になってもこういう風に過ごせる関係っていいなと思いました。

やっぱりゆるキャン△のキャラクター達には仲良くしていてほしいですからね!

ただ、それぞれの生活の中では社会人として過ごしていく上で避けられないことや、「ゆるさ」ではなく「厳しさ」などがしっかりと描写されていて、しっかりと学生時代との差別化を図っているのはこの映画を構成する大きなポイントになっていますね。

映画を観られたゆるキャン△ファンの中には、もっとシンプルに5人がゆるくキャンプをしているところを観ていたかったと思われる方もいるかもしれないですね。

アニメ作品、そして原作漫画としては非常にゆるく楽しめる作品であったので今回の劇場版の内容にギャップを感じた人もいるかも知れません。

ここはストーリーが10点満点ではなく9点評価をつけさせていただいた理由ですね。

キャンプ場づくりの現実

千明からの招集によりキャンプ場を作ることになった一同。

キャンプ場づくりなんてしっかりと映像とかで観たことなかったりどんなことが必要なのかって普通わからないんですけど、この映画の中ではさまざまな規約や責任問題、必要な作業などが描かれていてここもやはり突発的な行動とはいえきちんと大人としての成長が伺えますね。

nappaul
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僕もキャンプ場づくりという響きに興味があったりするので色々調べてたことがあるんですがマジで大変そう…これをやろうと思ったキャラクター達には脱帽です。

そんなキャンプ場づくりですが、個人的に驚いたのは

  • 全員が山梨在住ではないこと
  • 長期休暇を取得、もしくは今の仕事を退職して行うわけではなく週末にすること
  • 基本ボランティア(明言されていないが)であること

でした。

各々が東京や名古屋、横浜など遠方から週末に山梨に来て、明言はされていないですがボランティアとして活動しているのはなかなか大変だなと思います。

正直、ここはリアル思考の人にとっては違和感を感じられてもおかしくないと思います。

でもやっぱり楽しそうなんですよねー、キャンプ場作るの…。

nappaul
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僕も自分と同じ思想、同じ熱量でやりたいことを一緒にやれる仲間がいたら自分もこんな風に動けたりするのかなと思って見てました…
そんなことを思うくらいこのメンバーの仲の良さや関係性は羨ましく輝いて見えますね!

キャラクターが自分の想像してた大人の姿とほとんど同じだったので、評価は限りなく10に近い9です!人によってはそもそもキャラが大人であることに戸惑ってしまうかも知れないですね。

個人的にリンの両親やなでしこの両親が月日の経過に伴って年齢を重ねているように描写がされていて芸が細かいなーと感心してしまいました。

キャンプ場づくりに待ち受ける困難に立ち向かうメンバーの姿

順調にキャンプ作りを続ける一同ですが、開拓していた土地から昔の遺跡が発掘されキャンプ場計画は中断を余儀なくされてしまいます。

その後、メンバーはまたしばらく会えない状態が続きます。

そんな中、やはりキャンプ場作りを諦められない千明が遺跡もキャンプ場の魅力になるようにしたいという思いを熱心に仲間と自治体に提案することに。

みんなが葛藤がある中で過ごしながらも再び一致団結してキャンプ場作りを再開します。

みんな大人ゆえに自分ができるようになったこと、まだまだできないことがそれぞれあることをしっかりと理解してそれでも行動しようとしている描写にとても感動しました。

nappaul
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きっと学生の時にこの映画を観たら今ほど刺さらなかっただろうなと思いました。
大人になったからこそわかることがあるんだ、でも変わらないものもあるという強いメッセージ性が感じられましたね。

遺跡の発掘の手伝いを通じて遺跡の保存と共存、自然のままをテーマとしてキャンプ場を完成させることになります。

そこにはこれまでの物語に登場してきたキャラクターが勢揃いして豪華な場面に。

お客さんも来て賑わいを見せるキャンプ場、リンのおじいちゃんも登場して「いいキャンプ場を作ったな」と言ってもらえたリンはとても嬉しそうな表情をしていました。

nappaul
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最後の最後までゆるさだけで終わらせようとしなかった今回のゆるキャン△、非常に心に刺さるものがたりとなっていました。
アニメや原作ではキャンプを通じて友情を深める、人として成長するといった大きなテーマを感じますが、映画ではその成長を糧に大人となったキャラクター達がどんな行動を取るのか、というテーマがあったように感じます。

エンドロールではその後のキャンプ場の運営の描写や、日常シーンに戻りひとつまた人として成長したメンバーの姿がありました。

相変わらずの綺麗な作画と飯テロ!

ゆるキャン△といえば綺麗な作画による景色と飯テロ!

 

今回の映画でもその魅力は変わりません!

特に開幕初っ端での調理シーンのぬるぬる感がすごいです。

nappaul
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個人的に1番凝ってるなーと思ったのはリンが登山中にkレー麺を食べた時に割り箸にスープの色がついていたところです。
俺じゃなきゃ見逃しちゃうね…

以下は作中で作られた料理達です。

  1. チキンのトルティーヤサンド
  2. 北欧風サーモン鍋&石狩鍋
  3. 安定のカップ麺(カレー&シーフード)

他にも主要メンバー以外が作っている料理もあるので、ぜひそちらにも注目してみてください!

上記以外でメンバーが作った料理が他にもあれば分かり次第記載を追加します!

それにしてもキャンプ場食べる鍋は作画の良さも相待って破壊力がすごいです…。

自分でも作ってみようかなーと思える料理もあると思うので気になるものにはぜひ挑戦してみましょう!

料理だけでなく、景色も素晴らしい!

開幕の松竹の富士山の写真からの、神作画富士山、そして花火シーンは圧巻です。

作画もこちらは文句なし!Blu-rayではさらに良くなっていることを期待しての10点満点中の9点です!


「映画ゆるキャン△」のグッズが売り切れ!どこで買えるの?

7/5(火)時点で「映画ゆるキャン△」の興行収入は3.5億円を突破したとのニュースがありました!

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f18a4d8d0544385bca29efa537f38fbc4e11489

上映わずか4日でこれはすごいですね!

さらに8/23(火)時点で興行収入10億円も突破しました。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1434107.html

nappaul
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完全に大ヒットしました!


しかし、あまりの人気から映画館販売されていたグッズが各映画館でで売り切れが続出しています。

時に映画のパンフレット(通常盤と豪華版)がすぐに売り切れ、現在フリマアプリやオークションで高値で出品されているケースもあります。

nappaul
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買えなかった方はどうしても欲しいですよね…

しかし、転売されたものの購入はおすすめしません!

現在、公式のTwitterアカウントではパンフレットとグッズの再生産と再入荷を予定しているとのアナウンスが出ています!

焦って高額転売の商品を買わずに、待っていればきちんと手に入るので公式Twitterをチェックしましょう!

また、公式のオンライン通販もあります!

以下のリンク先で無料の会員登録をすれば、現在劇場で売り切れている商品の購入や、再販予定の商品の予約ができます!

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一部購入、予約ができない商品もあるみたいなのでチェックしてみてください!

https://froovie.jp/shop/c/cyurucamp/

予約しておけば再販の情報を逃してしまってもきちんと購入できますし、映画館に足を運ばなくても自宅に届けてもらえるので非常に便利です!

ぜひ欲しかったグッズをこの機会で予約しましょう!

※7/7追記情報

公式Twitterアカウントにて、劇場パンフレットの追加生産分の納品日時が発表されました!

7/15(金)以降から劇場にて販売が開始されるとのことなので今焦って転売されたものを買わないように、待ちましょう!

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  • ゆるキャン△アニメ1期全話+本編未放送話
  • ゆるキャン△アニメ2期全話
  • ゆるキャン△スピンオフ作品「へやキャン△」

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ゆるキャン△はまだまだ続く!原作漫画も読もう!

そんな、映画にて大団円を迎えたゆるキャン△ですが、原作はまだまだ続きます!

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原作漫画ではまだまだ春を迎えたばかりで登場人物もみんな高校生で、キャンプの計画も進行中。映画からみると過去にあたりますがこちらが本編です!
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まとめ:大人のための「ゆるキャン△」であり、一つの物語の集大成なのかも

というわけで「映画ゆるキャン△」の感想を書かせていただきました。

この映画は一つの作品としての集大成ですが、原作や地上波アニメの外側にあるIF作品としての見方もできると思います。

改めて映画のポイントを以下にまとめました。

  • 大人に向けた物語としてしっかりまとまっているだけでなく、またアニメを見たいなという気持ちにさせてくれる
  • 自分自身またキャンプがしたいと思わせてくれる
  • 原作ファン、アニメのみみている人それぞれではこの映画の価値観が変わってくるかも

上の二つは完全なプラスポイントです!

しかしながら最後のポイントは一つ注目したところです。

原作を含む作品のファンにとっては、アニメ2期以降も続いている内容から離れた作品として捉えることができるかも知れないです。

nappaul
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僕はこんな未来があるかも、一つIFストーリーかもという感覚で見ることができました。集大成ではあるけれど作品の終わりはないので、こういった未来もありそうだよねという感覚です。

ただ、アニメのみ観てきた人にとっては現状、2期までの話から大人に成長したメンバーの姿や物語を見たことでここで作品としてきちんと完結しているように強く感じるかも知れないですね。

ぜひとも原作も読んで、これからも続いてくゆるキャン△を楽しんでいただければと思います!

またリピートしてもいいと思える作品だったのでまた近々見に行くことになりそう、そしてキャンプ行きたいなーと思うんだろうなぁと笑

映画を観てキャンプに興味を持っていただいた方はよろしければ当ブログを参考にキャンプに挑戦していただけると嬉しいです!

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名前の読み方は「ナッポール」と申します。 キャンプが好きで仕事が嫌いな、会社員。 ソロツーリングキャンプについてのオススメ情報、商品を中心にご紹介していきます。